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ハンコック・アンド・カンパニー、国立専門大学韓国科学技術院 (KAIST)との基本合意書の期間を延長し、HK-KAISTデジタル・イノベーション・センターの運営を継続

2021. 05. 21

HK-KAISTデジタル・イノベーション・センターの第2フェーズでは、テクノロジーをベースにしたイノベーション能力の開発を推進することで、KAISTと合意。
第1フェーズでは、AIやIoTを取り入れたデジタルテクノロジーをうまく応用するための産学連携を行いました。
第2フェーズでは、7つのプロジェクトを立ち上げ、クリエイティブな人材を育成し、技術革新を推進していきます。


ハンコックタイヤの持株会社であるハンコック・アンド・カンパニー株式会社は、本日、韓国大田広域市のハンコック・テクノドームにおいて国立専門大学韓国科学技術院 (KAIST)との協定を延長し、HK-KAISTデジタル・イノベーション・センターの運営を継続する運びとなりました。このパートナーシップは、将来の成長エンジンやテクノロジーをベースにしたイノベーション能力を確かなものにするための協力関係を強化することを狙いとしています。

KAISTは、韓国を代表する理工系大学です。ハンコックは、2019年にKAISTと最初の協定を結び、デジタルトランスフォーメーションによる研究開発とデジタルテクノロジーの能力向上を加速させるために、産学連携に基づいたジョイントベンチャー「HK-KAISTデジタル・イノベーション・センター」を設立しました。デジタル・イノベーション・センターのトップを務める産業・システム工学科のジャン・ヨンジェ教授を始めとするKAISTの著名な教授陣は、新しいデジタルテクノロジーの応用による生産や研究開発のイノベーションに取り組むプロジェクトに深く関わっています。

HK-KAISTデジタル・イノベーション・センターは、最初の2年間で12の研究プロジェクトを実施し、ハンコックの研究開発と生産能力を向上させる、すぐに利用可能な重要な成果を上げました。例えば、AIを用いてタイヤの配合特性を予測するバーチャル配合設計(VCD)システム、デジタルセンサーを用いた自動検査工程、AIやIoTを用いて設備の異常を事前に検知するハンコック・コンディション・モニタリング・システム・プラス(CMS+)などが挙げられます。

本日から始まる協力の延長を通じて、ハンコックとKAISTは、新たに7つのプロジェクトから得られる様々なデータを用いた、共同研究の拡大に傾注します。これらのプロジェクトには、「AIによるレシピのリバースエンジニアリングとビッグデータのモデル構築の自動化」、「分子構造に基づく化合物の特性予測のための機械学習モデルの開発」、「AIをベースにした仮想予測の高度化のための技術開発」などがあります。

また、ハンコック・アンド・カンパニーとKAISTは、産業現場のニーズに合った革新的な技術の開発やクリエイティブな人材の育成に向けて協力していきます。さらに、ハンコック・アンド・カンパニーでは、社内のデジタル能力を向上させるデジタルイノベーションのための独自の役員研修プログラムや、AIやビッグデータに関する社内の専門家を育成するための研修プログラムを実施させています。 

KAISTとの協力による成果に加えて、ハンコックはクラス最高のテクノロジーをベースにしたイノベーションへのたゆまない努力を続けています。例えば、データ&テストのリーディングカンパニーであるSKプラネットと共同でリアルタイム道路リスク検知・通知ソリューションを構築して、韓国の国土交通省に認められ、韓国の道路に導入されました。また、韓国の大手フリートマネジメント(車両管理)サービスプロバイダーであるUB1stとのパートナーシップにより、リアルタイムデータを活用したタイヤテクノロジーやフリートマネジメントソリューションを開発しています。